雨山ダム
あめやまだむ
愛知県岡崎市雨山町
V9VQ+W6 岡崎市、愛知県

雨山ダムの歴史と建設背景

雨山ダムは、愛知県が施工した**「小規模生活ダム」**の第1号として知られています。

1. 建設の背景・目的

雨山ダムは、一級河川**「矢作川」水系の支流である雨山川に建設された多目的ダム**です。建設の背景には、下流域の治水と安定した水供給の必要性がありました。

主な役割(目的)は以下の通りです。

  • 洪水調整(治水): 30年に一度の確率で発生すると想定される洪水に対して、最大流量を調整し、下流の流量を低減させる役割。
  • 利水(上水道用水の供給): 旧額田町(現:岡崎市)などへの上水道用水を供給する役割。
  • 農地防災・河川維持用水: 農業用水の確保や、河川の環境維持に必要な用水を確保する役割。

このダムは、愛知県と当時の額田郡額田町(後に岡崎市に編入)の共同事業として進められました。

2. 建設の経緯(工期

年月出来事
1989年(平成元年)着手年(事業開始)
1992年(平成4年)7月ダム本体工事着手
1995年(平成7年)竣工(一部資料による)
1997年(平成9年)3月竣工(愛知県資料による)
1997年(平成9年)4月供用開始

ダムの形式は、直線重力式コンクリートダムで、堤高は 21.5m、総貯水容量は 25.1万 m3 です。

3. ダム湖の名称

雨山ダムによってできた人造湖は**「三和湖(みわこ)」**と名付けられています。


補足 ダムが位置する雨山町周辺は、戦国時代に**「雨山合戦」**があった場所としても知られており、歴史的に重要な地域です。ダム建設の道の脇には「雨山合戦跡」の石碑が建てられています。

雨山ダムの周囲は豊かな自然に囲まれ、現在では釣り人なども訪れる癒しのスポットとなっています。