朝明渓谷から雨乞岳へ:Mさんの機転で楽しむ晩秋の縦走ハイク

雨乞岳
あまごいだけ
滋賀県 永源寺町
登り:4H30’ 下り:2H30′
標高:1238m 座数:262
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当初の計画では武平峠からのピストンハイクを予定していましたが、Mさんのご提案により、朝明渓谷からの縦走コースへと変更になりました。二台の車を活用できるこの機会に、普段はなかなか選べない縦走ルートを選択するのは、実に理にかなっています。Mさんとご一緒するのは、あの「藤原岳」以来となりますが、相変わらずの健脚と卓越したバランス感覚には感服します。特に、細い一本橋を軽々と渡られる姿には、思わず目を奪われました。

歩き始めて感じたのは、しばらく単調な道が続くものの、注意すべき迷いやすいポイントが散見されるということ。不慣れな方は、経験豊富な方と同行されることを強くお勧めします。紅葉の見頃は過ぎていましたが、思いがけず季節外れの「イワカガミ」に出会えたのは、今回のハイクにおける嬉しいサプライズでした。

すれ違う登山者の方に山頂の様子を伺うと、やはり強い風が吹いているとのこと。そこで、私たちは杉峠の「杉」の木陰で昼食をとることにしました。山頂まではしばらく急な登りが続きますが、すぐに視界が開け、素晴らしい展望が広がりました。山頂には多くの人がいましたが、幸いにも記念撮影をお願いすることができました。「雨乞岳」から望む「鎌ヶ岳」の堂々とした姿は、まさに絶景です。「東雨乞岳」へと進むと、想像以上の強風が吹き荒れ、耳が痛くなるほどの寒さでした。リュックサックを風よけにして休憩している若者の姿が、何とも微笑ましかったです。

記念撮影を終えると、私たちは急いで下山を開始しました。下山ルートは、ガレ場、笹藪、そして泥道が続く、なかなか手強い道でした。この道を往復するのは、少々気が重いかもしれません。途中、みぞれ混じりの雨に見舞われましたが、幸いにも大事には至りませんでした。

今回の「雨乞岳」ハイクは、Mさんの臨機応変なご提案のおかげで、大変満足のいくものとなりました。移動中の車窓から眺める美しい山並みも、また格別でした。